アキエノート

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読書レビュー:「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を読みました

七月隆文の「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を読みました。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)

ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)

そんなうまく恋愛がすすんだらいいなーと思いながら読んでいると、だんだん雰囲気が変わってくることに気づきます。

表紙にも惹かれます。

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を読みました

山田高寿は福寿愛美に電車で一目惚れをし、「一目惚れしました!」と声をかけます。

福寿愛美もそれを受け入れ、ぎこちないながらも恋人同士になっていきます。

恋人同士になって、とても幸せな時間を過ごす二人ですが、福寿愛美には秘密があります。 それは二人は別の時間軸に生きていて、高寿は「過去→現在→未来」と変わらない時間軸ですが、愛美は「未来→現在→過去」と時が真逆で進みます。

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」という題名にネタが隠れてたわけです。

帯には感動しては涙が出る…と書いてありませんでしたが、私にはそれほどで感動というものはありました。

学生のふしぎな青春を覗きたい人はぜひ。

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