ペットの防災について
防災と言えば、昨今の大地震で避難用リュックなどを用意している家も多くなったかと思います。 我が家も、そろそろ賞味期限が切れる非常食があるので、チェックしておかないとなぁ… と考えた時「はて、うちの子(ペット)たちは、災害時にはどうしたらいいんだろう?」 と疑問を持ちました。
ネットでも色々調べたのですが、意見がバラバラだし、ペット置いてけなんていうのもあったので、 今年のペット博で聞いてきた「ペットの防災と準備」について、記事にしておこうと思います。
被災したときは、自分の家族は自分で守る
東日本大震災のときは、ペットが野生化するとか迷子犬を保護するなどのボランティアを行う団体など 「被災後」に離れ離れになったペットを探したり、保護したりする活動が活発になりました。 森 絵都さんの『おいで、一緒に行こう』を読むと、 どんな活動をしているかなどがわかりますので、参考までに。
- 作者: 森絵都
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/06/10
- メディア: 文庫
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上の本ではレスキューについて書かれていますが、ペットと一緒に避難できた人も勿論います。 避難所にペットと一緒に行ったり、車の中で過ごしたりと様々だったようです。
ペットと避難することは、環境省が推奨している
東日本大震災辺りに、「ペットと避難すること」は環境省が推奨して、決まったことのようです。 やはり、ペットが野放しになったり、飼い主のいなくなった家の中や庭につながれっぱなしだったり ということがあった影響かと…。 猫が共食いしてたっていうニュースが流れていた時期もあり、かなり悲惨でした。
じゃあ、ペットと避難するときってどうしたらいいんだろう?という話になります。
ペット用、避難セット・備蓄品について
▽▼犬用備品リスト▼▽
- 台車
- 移動用ハウス
- ペットフード
- ペットシーツ(猫砂)
- ペット用容器(餌入れ)
- ペットのおもちゃ
- マナーベルト
- ドライシャンプー(又はシャンプータオル)
- 犬用ソックス
- 犬用レインコート
- 反射テープ
- 洗濯ネット
- タオル
- ブランケット
- ティッシュペーパー
▼▽人間用備品リスト▽▼
- 手提げかばん
- 非常食
- ウォータータンク
- 簡易トイレ
- 救急用品セット
- 緊急用ホイッスル
- ウェットティッシュ
- マスク
- 軍手
- 使い捨てカイロ
- エマンジェンシーシート
- ランタン
- 携帯ラジオ
- ハサミ
- チャッカマン
- ガムテープ
- ビニール紐
- トイレットペーパー
- 油性マジック
- 雨具(ポンチョが便利)
以上が揃ってたら、「超理想的」です。 ペット用は犬用を書きましたが、猫もほぼ同様です。
ペットと一緒に避難できる避難場所は少ないので、ゲージの用意は必ず必要です。 普段、ゲージ入る習慣がない場合はおやつを使ってでも入るように、緊急時に備えて訓練がいると思います。 緊急時だけでも、すぐ入ることができるようにご褒美をあげて練習してください。