七月隆文の「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を読みました。

- 作者: 七月隆文
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2014/08/06
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (22件) を見る
そんなうまく恋愛がすすんだらいいなーと思いながら読んでいると、だんだん雰囲気が変わってくることに気づきます。
表紙にも惹かれます。
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を読みました
山田高寿は福寿愛美に電車で一目惚れをし、「一目惚れしました!」と声をかけます。
福寿愛美もそれを受け入れ、ぎこちないながらも恋人同士になっていきます。
恋人同士になって、とても幸せな時間を過ごす二人ですが、福寿愛美には秘密があります。 それは二人は別の時間軸に生きていて、高寿は「過去→現在→未来」と変わらない時間軸ですが、愛美は「未来→現在→過去」と時が真逆で進みます。
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」という題名にネタが隠れてたわけです。
帯には感動しては涙が出る…と書いてありませんでしたが、私にはそれほどで感動というものはありました。
学生のふしぎな青春を覗きたい人はぜひ。
関連記事
この読書記録以外にも、本を購入した記録や読んだ記録を紹介しています。もしご興味ありましたら読んでください。