宇宙ペンダントの世界観がすごい
今日は、お昼前に気合いで起きて、「たまにglass」さんへ、宇宙ペンダント作りに行きました。
以前、たまたま宇宙ペンダントをTwitterで見かけて、その美しさと世界観に引き込まれ、虜に。
買うのもいいけど、体験できるなら作りたい!と早速の予約を入れました。 体験教室は予約制です。 「予約受け付けます」とサイトに載って、予約日の夜に申し込みしようとしたら、すでに全部埋まってる日がある…とても人気な体験教室です。
いざ、出陣!
場所は、西武池袋線で30分弱のところ。 池袋から更に電車に乗るなんて、中学生ぶりだったので、新鮮でした。
場所は、駅を降りて、線路沿いを5分程歩いていけば、迷わずに着くことができます。
工房へ…お邪魔します…
工房に到着。趣があります。 雨が降ってるのが、残念…。 ど、どの建物だー?!と思っていたら、普通に看板が出てました。
古い平屋を工房に改装してあるそうです。 いかにも!!!という硬い感じではなくて、一安心。 工房って、どうやって物件探しするんだろう?と思って、尋ねたところ、築年数の古い一軒家や取り壊し予定のところを改築したりしてる人が多いそうです。
宇宙ペンダントとか、ガラス工芸とか、五月女さんについて
今回、お世話になる五月女さんはとても気さくで、楽しい方でした。 体験の後、出来上がるまで、根掘り葉掘り聞いたり、お話したのですが、とても楽しかったです。 いろんなガラスのお話や設備について教えていただきました。 ガラスについての思いも、ガラス工芸についての姿勢も、身につけてきた技術も、やはり芸術家の方なので、思いは熱い…と感じました。
何より、本場アメリカへ行ってしまうほどの行動力の持ち主…。 さすがです。
ラッキーなことにマンツーマン!
今回、初回だというのに、とってもラッキーなことに、私だけの参加でマンツーマンで教えてもらえました!
宇宙ペンダントの見本や、ガラス作品が置いてあるのを「オォーー」と言いながら見て、完成をイメージ。 全くもって、どうしたらこんな宇宙が閉じ込められるのか想像できませんでした。
まずは、五月女さんに全行程を見せて頂いてからの本番です。 もう、聞いてるとき、やってる時は必死だったので、やり方は割愛!というか、ぜひ自分で体験してみてください! 実演で教えてもらってる間、ポイントも教えてもらい、ドキドキしながらいざスタート。
私だけの宇宙ペンダントを作る
レクチャーを受けながら、ガラスを丸くするのに苦戦したり、巻きつけるのに苦戦したり…と自分の中でかなり修羅場になってました。
座りながら作業する方が多いそうですが、私は立って作業しました。 作ってる間は必死すぎて、口が開きっぱなしだったと、終わってから気付きました。
だんだと、形になっていくのを見ていて、とても不思議な感じです。 ガラスを熱して、くっつけるだけでも手が震えてしまうのですが、本当にくんにゃ〜と柔らかいので、ここだ!ってところに付けたつもりが、そうでもなかったり…。 何より、ガラスにガラスを巻きつけるというものを初めてみて、体験して、ガラスって巻き付けられるの!?と驚きました。
あと、熱せられてるガラス玉、めっちゃ美味しそうなんです…。
ガラスの繊細さと面白さ
中に入ってるオパールなどの玉によって色の出方などが変わったり、背景とくるくるの模様だけでも見え方が違ったりと、本当に不思議な体験をしました。 一種の目の錯覚なのでは…と思ってしまうほど…宇宙ペンダントと視覚は相性がいいのかもしれません。
心理学畑の人なので、自分のものだからこそ、大事にしたいし、どの宇宙ペンダントにも物語があるのかなぁ…あったら、面白いなぁ…と思ってました。 もし、分かるとしたら、背景の色と玉によって、人にとっての見え方や感じ方が共通しているか…とか気になります…。
ガラスが熱い時と冷めた時では、全く違います。 出来上がった時、少しまだ赤い部分があるときに写真を撮ったのですが、冷めてからの見た目、他の角度からの見え方の違いが、顕著です。 自分で、出来上がったものを見て「これ、わたしが作ったの?!」と思ってしまったほどでした。
そういえば、とんぼ玉作ったことがありました。
「ガラス」って一言で言っても、種類がたくさんあるんだなぁ…と今回学びました。
ガラス工芸でも、前に作ったとんぼ玉と宇宙ペンダントは使ってるバーナーが違ったり、材質も違ったりと、かなり相違点があり、それだからこそ繊細なものだと思いました。
工房で見つけたもの
バーナー。バーナーの調節は五月女さんがしてくれます。 これで、焼肉を焼きたいと言ったら、外側だけカリッとなりますね〜、と…確かに…!
ただのサングラスなのかと思いきや、ガラスを扱うときにかけるという特別なもの。 裸眼で見ると、ガラスを溶かしてる部分が真っ赤な炎で全く見えなくなります。 このサングラスをかけると、その真っ赤な炎が見えなくなり、ガラス玉の熱せられている赤いところだけ見えるようになります。 作業必須アイテムです。
バーナーの前にあった、ミニ水槽。 てっきり透明なガラスの塊を入れて、魚でもいるのかな…と思っていたら、ガラス棒のいらない部分をカーンと捨てるところでした。 よく見ると、色んな形をして沈められてるので、不思議です。
最終的には、産廃になるそうです。 私にはこれだけでもキレイで、捨てるのもったいない…と思ってしまいます。
くるくる回して形を整えるのに使いました。 私をかなり助けてくれました…。
すっごく不思議な花が閉じ込められているものです。 と言っても、花もガラスで出来ていて、製作工程を見させていただけました!
私では解説できませんが、ガラスの表面にドットをつけていって、それを丸くして閉じていくと、花びらが内側に咲いていく…という感じです。 実演していただいたとき、だんだんと内側に花びらが咲いてきて、思わずため息が溢れるほどのきれいさでした。
最後に、私だけの宇宙ペンダント
やっとこですが、今回できた私だけの宇宙ペンダントです。
びっくりするほど、きれいです…。 別の角度から見ると、全く模様が見えなくなったりと不思議なペンダントができました!
宇宙ペンダントの世界観は深いと思った一日でした! 今度は友人と一緒に参加したいと思います!
おまけ
たまにglassさんの「たまに」はどういう意味が込められてるのかな?と思い、お伺いしたところ、お子さんの名前の頭文字でした! そんなところも素敵です。