アキエノート

アルパカとねこすけとハムスターと犬です。

生理フリーを始めた話

私と婦人科とプロラクチン

乳汁分泌がひどく、こりゃいかん…と婦人科に通い始めて5年経ちました。今までプロラクチンの値が高く、乳汁分泌や常にイライラするなど身体面・精神面で不調が続きました。プロラクチンの値が高い理由は、甲状腺の病気などが考えられますが、私の場合は原因がわかりませんでした。 プロラクチンの値が高くなる理由として、私とお医者さんは鬱の薬が原因ではないかと思いましたが、プロラクチンの値が高くなるような該当する薬は飲んでいませんでした。 お医者さんも頭をひねっていて、生理がこないと言う事はつまり排卵がされないと言うことなので体に良くないと言う話になり、ホルモン治療を始めました。 ホルモン治療は薬物療法が主で、薬を飲んだのに生理が来ない時は生理が来るように促進する注射を打ちに行ったり、時間的にも経済的にも結構大変でした。

引越しと婦人科

今回、引っ越しをしたので新しく婦人科を開拓しなくてはならないと思いましたが、案外近所で病院が見つかりました。 完全予約制ですが、親切で今回はここにお世話になろうと決めました。

今までの事は、引越し前にお世話になっていた婦人科で紹介状をもらっていたので話をすぐに進みました。 驚いたことに私は乳がん検診をサボっていましたが乳がん検診はピルを飲んでいる人は1年に1回やるべきということを知りました。 子宮頸がん検査は去年確かやったはず(曖昧)なのでとりあえずは安心ですが、引っ越ししたのでちゃんと調べてもう一回やるべきかなとも思います。 また、私は大学で受けた血液検査以外、検査と言う検査は受けたことがないのでそこも問題で、きちんと血液検査をするべきだと言う話になりました。 プロラクチンの値が高いときにはプロラクチンの検査はしていましたが、まさかそんなに広範囲な血液検査が必要だとは思ってもいませんでした。

病院では紹介状の通り薬の処方はされることになりました。 薬はカバサールと言うホルモン剤とルナベルLD錠と言うピルをもらっていました。カバサールは週に1回2錠、ルナベルは毎日飲んで休薬期間を挟んで、また再開という薬です。

今回、ルナベルにはジェネリック薬があると知りました。薬理学の授業でジェネリック薬については考えることがあったんですが、ルナベルのジェネリック薬はちょっと事情が異なり、信用してもいいかなと言う感じでした。 ルナベルのジェネリック薬にすると今より大体1000円位薬の値段が下がるので経済的にも優しいです。私のように長く飲み続ける必要がある人なら、ジェネリックも視野に入れていいかもしれません。

生理フリーを選んでみた!

タイトル通りですが、私は生理を止める方を選びました。と言うのは、生理が精神的にも身体的にも辛く、夫に当たってしまうこともあったり、自分でもうんざりしていたのでなくなるのは精神衛生上も良いと考えたからです。 今までは治療のためにピルを飲んでいて、保険診療だったけれど、ピルの種類について考えたことがあまりありませんでした。 今は休薬期間を設けず、持続的に薬を飲み続けることで生理を約4カ月間起こさない薬もあります。

私は今回「ヤーズ」と言う薬を選びました。 生理のたびに婦人科へ駆け込まなくてもいいし、夫にその場しのぎで痛み止めの薬を買ってきてもらう必要もなくなります。 休薬期間が近づくともうすぐ生理だと気分が落ち込んだり、イライラし始めたり、生理のたびに自分が自分でなくなるような嫌な気持ちがしていました。 今回から薬が変わったので、次の生理がどうなるかちょっと楽しみです。 ピルには変わりないので、生理自体は飲んでない時に比べて軽くなっているとは思いますが、それ以外の変化が何かあるのか、気になります。

婦人科で言われたことメモ

もう一つ婦人科で言われた事は、基礎体温をつける必要はないと言うことでした。 そもそも、基礎体温をつけたことがないので(体温計が行方不明…)今更つけろと言われても、なかなか億劫だなぁとは思うと想像できますが、つけなくても良いと言われたのはラッキーでした。 ホルモンバランスが崩れているので、基礎体温をつけてもあまり意味が無いそうです。(言われてみれば当たり前のことだけれど、つけたほうがいいのかなと漠然と思っていました)

それから、婦人科で言われてショックだったのはホルモンバランスが崩れている(崩れやすい)ので子供ができにくいだろうと言われた事でした。 確かにプロラクチンの値がすぐに上がってしまい、妊娠のためにホルモン治療をやめると妊娠しにくい体が残るだけです。 でも、お医者さんにはっきりと「子供を考える時期になったら、不妊外来に行きなさい」と言われたので、なんとなく今までできにくいだろうなぁと思っていた漠然としたモヤモヤは晴れました。また子供ができなくて、がっかりすることも、今のうちに知っておけばショックも少ないです。

終わりに

話はそれましたが、私は生理フリー(期間限定)になりました。正しくは生理がこないようにする薬を飲んで、生理の回数を減らすと言うことです。 生理痛やPMSに悩んでいたり、生理で頭の痛い思いをするくらいなら思い切った判断も必要かもしれません。

今回は、年末年始を挟むのでとりあえず2か月分薬を貰いました。それだけで2回の生理がスキップされると思うと気が楽です。

また、定期的に報告できたらいいなぁと思います。 ※個人的な意見なので、自己判断せず必ず婦人科の先生と話し合って自分に合った生理ライフを送りましょう!