湊かなえの「告白」を読みました。

- 作者: 湊かなえ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2010/04/08
- メディア: 文庫
- 購入: 31人 クリック: 1,085回
- この商品を含むブログ (481件) を見る

- 作者: 湊かなえ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/08/05
- メディア: 単行本
- 購入: 25人 クリック: 692回
- この商品を含むブログ (759件) を見る
少女の死をきっかけに母であり教師である女性、犯人たちを章立てに区切って話を進めて行く方式。
「告白」する場面はたくさんあって、自分からの告白、告発いろいろあります。
最初から最後までメリハリのある形でした。
湊かなえの本はこれが初めてでしたが、これを1冊目にしてもいいんじゃないかなという感じでした。
湊かなえ読んだことない人は是非。
少女は事故死じゃない、殺されたということから始まります。 教師であり、母親である1章目の独白から始まり、2人組の犯人の独白がまた1人につき2章続きます。
この本のいいところは、独白が続いた後、最後のまとめでどんでん返しがあるところです。 それも、とっておきの復讐。 それが本当に成されたかは、書いてませんが、私は復讐は果たされたんだと思います。
人間が壊れていく、元から壊れてる人間が出てくるのが印象的でした。
湊かなえの1冊目にして、作風が分かったので他の作品も読んでみようと思います。
有名な1冊なので、映像化も見てない方におすすめです。