アキエノート

アルパカとねこすけとハムスターと犬です。

看護大学に合格しました。

普通の記事を書くのは久しぶりになります。

今年の新作MacBook Airが届いたので、意気揚々とPCから更新しようと思い立ちました。
MBAのレビューもそのうちしたいです。

看護大学に合格しました!

今年はなんと10倍でした。よく受かったなあ…と自分でも思います。
小論文は過去問と傾向が異なりましたが、今まで書いてきたストックから使えるものを引っ張ってきて書くことができました。
面接も試験当日、夫と学校から少し離れた喫茶店で最後の練習をしたり…。

大学編入自体は2回目です。
学士2つ持ちの人も、編入を2回する人もそうそういないと思いますが、私の最前が今回も大学編入でした。

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試験対策、小論文と面接対策について

私は小論文と面接で試験を受けました。
学士を持っていたので、英語は免除になりましたが、編入する大学によっては英語の試験もあります。
別々の記事にいずれまとめますが、さらっと。

小論文は型と本論がテーマにあってれば大丈夫

当たる前のことなんですが。まずは「型」、原稿用紙の使い方マスターです。
縦書きの場合、横書きの場合両方練習した方がいいです。 文頭にきてします「っ」をどこに書くか、数字の書き方には種類があるとか、アルファベットはどーするとか… 段落であれば、400文字なら段落なし、もしくは2段落まで…や、800〜1000文字なら4段落構成など…
原稿用紙と段落さえ作れるようになれば、もうあとは書くだけです。

本論がテーマに合っているかですが、どちらかというと「テーマ」と「主張」が合致しているか。 その主張を説得力があるように本論でうまく展開できているかということになります。
「本論に書くことがない」と思いつかないときは「自分の経験・体験」を書くと説得力があります。 私は結構本を読んでいたので、そこから得た知識を持論として発展させたりしてました。
でも、やはり一番描きやすいのは経験談です。 テーマに対して、何通りのネタがストックできるかが小論文の要になるかなと思いました。
私は、小論文が模範解答になるまで書き続け、変化球が飛んできても「ああ、あのテーマの発展だな」と今まで書いてきたものをちょっとアレンジしたりしてました。 小論文は最初は評価がDとかでしたが、最終的にはずーっとA+で一番いい評価をもらえて励みになりました。

面接は暗記モノ、録音・録画は必須

面接練習は、練習前にどんな質問が来るかをオーソドックスなものから、圧迫面接の場合まで予測し、書き出しました。 書き出した内容の答えを用意してみて、さらにどこかに突かれる穴があれば、そこを塞げるように対策をさらに強化…という感じです。 例えば「訪問看護師希望」と言うと「なんで、訪問看護師?」「病棟看護はしないの?臨床経験は積まなくていいの?」「病棟と訪問の違い言える?」など何でも飛んでくるので、ひとまとめにかかってこいやァ!という感じの答えを用意しました。
実際「長所と短所を教えてください」と言って答えたら「その短所じゃ、看護師向いてないんじゃない?」で落とされます。 急に「成績悪いけどなんで?」って聞かれたりもあったようなので、何が飛んできても大丈夫なようにしておく必要があります。 やはり、面接問題をたくさん設定すると、答える分が増えて暗記が辛くなりますが、ここは通る道だ…と思い、かなり頑張って暗記しました。

オーソドックスな質問に対しても、ただ大学サイトに書いてあることやオープンキャンパスに行った時のことは言わず、大学に入ってから具体的に何を学びたいか、シラバスまで目を通して答えを作ってました。実際に講義名を挙げたり、学びたいという前のめりくらいの姿勢が今回は功を奏したのかなと思います。
大学に編入する以上は「その大学でしかできないこと」を具体的に言った方がいいと思いました。

「面接は台本作りはだめ」というのを見かけますが、私としては「台本作って暗記するぐらい練習した方がいい」と思いました。
台本の丸暗記だと面接の時に「いかにも暗記してるっぽい感」がでる…というのを危惧して、「台本作りはおすすめできない」と書いてるんだと思うんですが、逆に台本作りせずにその場しのぎで話しても上手くまとまらないし、メモ程度のものを用意したとして、変化球が飛んできたら対処できるのか?と思います。 「暗記してるっぽい」と感じさせないくらい自然と話せるまで暗記をすれば、そんな心配いりません。
中途半端に暗記すると、逆に不自然になるので、「暗記してるにしてもすごいな…」と思わせるくらい完璧にした方がいいです。

台本作りは圧迫面接に当たった場合、どんなことを聞かれても答えられるようにするくらいのことを想定して書きました。 ワードで印刷して12ページくらいある台本を作りましたが、ほぼ完璧に暗記して、実際の面接でも想定通りの質問が来ました。 用意していなかった変化球も飛んできましたが、小論文で書いてきたネタなど頭をフル回転させて、答えました。
内心「は〜〜〜そんなこと聞かれるとは思わなかったわ!!!!」と思いましたが、他の質問は暗記しているので逆に「あとは答えられるから大丈夫」と変な自信で乗り切りました。(この変化球の質問に答える時も小論文でストックしたネタが役に立ちました)

面接練習は対人でやった方が効果抜群です。人がいなければ一人面接練習です。
恥ずかしくて、ずーっと封印していましたがなりふり構ってられなかったので、家では自分を動画で撮影しながら一人面接してました。 鏡に向かって〜というのはよく聞きますが、今は文明の利器があるので動画をとって自分の表情や声のトーンを客観的に見ることができます。 これはかなり効果があって、まず「一人で面接練習とかアホっぽく見える」という恥ずかしさを捨てられたので、人の前で話すとき堂々と答えられるようになりました。 また、笑顔で話してるつもりがほとんどの表情筋が死んでることも分かるので、動画で自分の話しているところを撮影しておくのは客観的に自分が見られていいと思います。

余談ですが、一回受験をやめようと思いました

2月に予備校のプレ学期が始まり、英語だけ勉強していましたが、今の年齢や精神的に安定している様子から「大学に行かずに、子どもを作るタイミングなのでは?」と周りに言われて「確かに…」と思ってました。

夫の周りも子どもいる、マイホームあるみたいな人ばっかりなので、私ばっかり学生やってるんだなあ…子どもほしいしなあ…と悩みました。 最終的に、今自分がなんで大学編入をしたいのかを考えてみて「親に認めらたいからじゃないか」というところに行き着きました。 そこに行き着いてから「あの人たちは何をしても私を認めることはない」ということも悟ってしまったので、受験はやめてパートで働きながら2年間貯金して3年後には子どもつくろーということになりました。
そう決心しましたが、プレ学期の予備校代は払ってしまったので通い続けました。授業中に「私が受ける予定だった大学の試験を受けて、この中の誰かが私の志望校だったところへ入学するんだ」と思うとそわそわしたりと悲しくなったり、不安定になりました。 授業の最後に演習問題を解き、次回の授業で成績上位者が貼り出されるんですが、受験やめるって決めたにも関わらず成績が伸びていって困惑しました。 プレ学期も終わり、最後の授業の答案を受け取りに行った時、教わっていた先生に「今回の上位者見てみて」と言われ、見てみたら1位に私の名前がありました。 今までずっと1位だった人と大差をつけて、最後の最後で抜きました。英語なんてもともと得意じゃないけど、最後だからと勉強しただけありました。 しかも、私の答案を模範解答として生徒に配るというのでびっくり。先生に「もったいないよ」と言われた途端、涙が溢れて「やっぱり受験します」と言ってました。 その日は父が、予備校まで迎えに来てくれていて、車の中で大泣きしながら「受験させてください」と夫にも電話しました。
親がどうのではなくて「私が学びたいから、行かせてほしい」と思いました。
受験する条件は「第一志望校のみ受験可」でした。受験も今回で終わり。
1校しか受けられない分プレッシャーもありましたが、後には引けないとがむしゃらに頑張れました。
今、合格できて、本当にほっとしています。

今後の抱負

次の目標は国試合格です。当たり前ですが、大学編入したのに落ちたら元も子もないです。 2月に看護師の国家試験がありますが、私は2年後に受験することになります。 割と入ってすぐなので、春まで少し時間がある今のうちに、解剖生理学などを先取りでちょっとずつ勉強しています。

今回受けた大学の面接官にも、最近始めた歯科助手のバイト面接でも「学歴を説明してもらってもいいかな」と言われました。 それくらい、回り道や抜け道を通って、自分の勉強したいところへたどり着きました。 人よりもいろんな経験をしてきたので、これがいつか誰かの役に立てばいいなーと思いながら、また勉強していきます。

国試・卒業・就職の次は こ ど も です! やーーーーっとかって感じですが、あとちょっとです。

自分が掴みたいものは総取りする人生を、これからも歩んでいきます。

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