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読書レビュー:「夢を売る男」を読みました

百田尚樹の「夢を売る男」を読みました。

久々の百田尚樹の新作。 百田尚樹の小説のファンなので一日で読み切りました。

夢を売る男 (幻冬舎文庫)

夢を売る男 (幻冬舎文庫)

「夢を売る男」を読みました

「夢を売る」というところで、ファンタジー系なのか?と予想していましたが、人の夢を叶えるということを、夢を売ると表現していると読んでわかりました。

悪徳のように見えて、本を作り上げるだけで、自尊心や優越感を与えていく主人公の男。 本が売れなかったり、配本されてなかったりしても、本を作りましたよと言うだけで、人を高揚させ、ついでにお金もちゃっかりもらうというシステムはよく考えられていると思いました。

最後の最後は本当に光る一作を本にし、このオチが百田尚樹らしい!と思いました。

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